住宅にかかる総費用の内訳とは?
まずは、住宅を建てる際にかかる費用の大枠をご説明します。
大きく分けて以下の4つに分けられます。
1. 土地購入費用
2. 建物本体工事費用
3. 付帯工事費用
4. 諸費用
※「土地購入費用」は、元々所有地がある場合は除きます。
大きく分けて以下の4つに分けられます。
1. 土地購入費用
2. 建物本体工事費用
3. 付帯工事費用
4. 諸費用
※「土地購入費用」は、元々所有地がある場合は除きます。
1. 土地購入費用とは?
家づくりをする際に所有地がない方は、建物本体工事費用とは別に家を建てるための土地を探して、その費用を支払うことが必要になります。土地価格はエリアによって異なります。
土地購入費用の内訳
▶造成工事費用
土地を整地して平らな用地にする工事にかかる費用(必要に応じてかかる費用)
▶水道設備費用
道路から敷地内に給排水管を引き込む工事(給水管引込工事)にかかる費用
また、下水道排水設備工事にかかる費用
土地を整地して平らな用地にする工事にかかる費用(必要に応じてかかる費用)
▶水道設備費用
道路から敷地内に給排水管を引き込む工事(給水管引込工事)にかかる費用
また、下水道排水設備工事にかかる費用
2. 建物本体工事費用とは?
住宅購入費用の7~8割を占めるのが建物本体工事費用になります。
建物そのものの建築費用のことです。
建物そのものの建築費用のことです。
建物本体工事費用の内訳
▶仮設工事費用
外部足場、仮設トイレ、仮囲い、工事中の電気水道代などにかかる費用
▶基礎工事費用
家を支えるための基礎工事にかかる費用
▶木工事費用
構造材や造作材の加工・組み立てをする木工事にかかる費用
▶内装、外装工事費用
内装(床・壁・天井など)や、外装(外壁・屋根など)の工事にかかる費用
▶設備工事費用
水回り(お風呂、キッチン、トイレ、上下水道など)の屋内配管工事にかかる費用
▶電気工事にかかる費用
照明配線、コンセント取り付けなどの電気工事にかかる費用
▶設計料
家の設計や図面作成などにかかる費用
外部足場、仮設トイレ、仮囲い、工事中の電気水道代などにかかる費用
▶基礎工事費用
家を支えるための基礎工事にかかる費用
▶木工事費用
構造材や造作材の加工・組み立てをする木工事にかかる費用
▶内装、外装工事費用
内装(床・壁・天井など)や、外装(外壁・屋根など)の工事にかかる費用
▶設備工事費用
水回り(お風呂、キッチン、トイレ、上下水道など)の屋内配管工事にかかる費用
▶電気工事にかかる費用
照明配線、コンセント取り付けなどの電気工事にかかる費用
▶設計料
家の設計や図面作成などにかかる費用
3. 付帯工事費用とは?
敷地の条件などによって、建物以外の工事にかかる費用のことです。
付帯工事費用の内訳
▶解体工事費用
建物の解体工事にかかる費用(建築地に元々建物があり取り壊す場合のみ)
▶地盤調査・改良工事費用
建物を建てる地盤の改良工事にかかる費用
主に「表層改良工法」「柱状改良工法」「鋼管杭工法」の3種類があります。
地盤の強度により改良工法が異なり、 地盤が良好な場合はこの費用はかかりません。
▶電気工事費用
外から敷地内に電気配線を引き込む工事にかかる費用
▶ガス工事費用
道路から敷地内にガス管を引き込み、建物との接続工事にかかる費用
都市ガスではなく、プロパンガスの場合には、この費用はかかりません。
▶浄化槽工事費用
浄化槽(建物から出た生活雑排水を敷地内できれいにする装置)の設置にかかる費用
下水道が通っている地域では、この費用はかかりません。
▶外構工事費用
駐車場、庭、門柱、アプローチ、塀などを造るための費用
▶カーテン・空調設備工事費用
カーテンレールやエアコン設置の工事にかかる費用
▶照明器具・カーテンなどの購入費用
▶ウッドデッキ工事費用
▶太陽光パネル設置費用
建物の解体工事にかかる費用(建築地に元々建物があり取り壊す場合のみ)
▶地盤調査・改良工事費用
建物を建てる地盤の改良工事にかかる費用
主に「表層改良工法」「柱状改良工法」「鋼管杭工法」の3種類があります。
地盤の強度により改良工法が異なり、 地盤が良好な場合はこの費用はかかりません。
▶電気工事費用
外から敷地内に電気配線を引き込む工事にかかる費用
▶ガス工事費用
道路から敷地内にガス管を引き込み、建物との接続工事にかかる費用
都市ガスではなく、プロパンガスの場合には、この費用はかかりません。
▶浄化槽工事費用
浄化槽(建物から出た生活雑排水を敷地内できれいにする装置)の設置にかかる費用
下水道が通っている地域では、この費用はかかりません。
▶外構工事費用
駐車場、庭、門柱、アプローチ、塀などを造るための費用
▶カーテン・空調設備工事費用
カーテンレールやエアコン設置の工事にかかる費用
▶照明器具・カーテンなどの購入費用
▶ウッドデッキ工事費用
▶太陽光パネル設置費用
4. 諸費用とは?
土地・住宅そのものにかかる費用以外にかかるコストのことです。
大きく分けて「土地にかかる諸費用」「建物にかかる諸費用」「住宅ローンにかかる諸費用」に分けられます。
大きく分けて「土地にかかる諸費用」「建物にかかる諸費用」「住宅ローンにかかる諸費用」に分けられます。
土地にかかる諸費用
▶仲介手数料
売主(不動産会社)への仲介手数料
▶登記にかかる登録免許税
土地の持ち主から購入者への所有権移転、保存登記にかかる費用
▶印紙代
土地売買契約書や、ローンの借入契約にかかる印紙税費用
▶司法書士の報酬
司法書士の先生に、登記に関する手続き、ローンの抵当権設定を依頼する場合の費用
※抵当権設定とは
住宅ローンを金融機関から借入をした際に、建物と土地に担保権を設定することです。
債権者(金融機関)は、債務者(お客様)が住宅ローンの返済が滞り、返済が困難であると判断すると、所定の手続きのうえ、建物と土地を競売にかけることができます。
▶固定資産税・都市計画税
固定資産税(土地や家屋、償却資産などに対してかかる税金)
都市計画税(市街化区域内に土地および建物を所有している人に対して課税される税金)
※償却資産とは
土地及び家屋以外の事業用に供することができる資産のこと。
※市街化区域とは
市街化区域は、すでに市街地として栄えている地域や今後市街化が進められる地域のことです。厳密には「すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」と定義されています。
▶不動産取得税
土地(不動産)を取得した方に対して課される税金
▶消費税
仲介手数料や司法書士の報酬に対する消費税 (土地の売買には消費税は発生しません)
売主(不動産会社)への仲介手数料
▶登記にかかる登録免許税
土地の持ち主から購入者への所有権移転、保存登記にかかる費用
▶印紙代
土地売買契約書や、ローンの借入契約にかかる印紙税費用
▶司法書士の報酬
司法書士の先生に、登記に関する手続き、ローンの抵当権設定を依頼する場合の費用
※抵当権設定とは
住宅ローンを金融機関から借入をした際に、建物と土地に担保権を設定することです。
債権者(金融機関)は、債務者(お客様)が住宅ローンの返済が滞り、返済が困難であると判断すると、所定の手続きのうえ、建物と土地を競売にかけることができます。
▶固定資産税・都市計画税
固定資産税(土地や家屋、償却資産などに対してかかる税金)
都市計画税(市街化区域内に土地および建物を所有している人に対して課税される税金)
※償却資産とは
土地及び家屋以外の事業用に供することができる資産のこと。
※市街化区域とは
市街化区域は、すでに市街地として栄えている地域や今後市街化が進められる地域のことです。厳密には「すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」と定義されています。
▶不動産取得税
土地(不動産)を取得した方に対して課される税金
▶消費税
仲介手数料や司法書士の報酬に対する消費税 (土地の売買には消費税は発生しません)
建物にかかる諸費用
▶確認申請料
建築確認にかかる費用
▶長期優良住宅
長期優良住宅の申請・審査にかかる費用
▶登記にかかる登録免許税
建物の所有権を登記するためにかかる費用
「建物表題登記」… 住宅新築時に必要となる登記
「所有権保存登記」… 住宅取引時に必要となる登記
▶印紙代
建設工事請負契約書に貼る印紙代の費用
▶水道加入金
水道施設の設備費を一部負担する目的で徴収される費用
▶地鎮祭
建物の建築を開始する前に行う儀式にかかる費用
初穂料、祭場設営費、お供え物購入費
▶瑕疵保険費用
瑕疵(購入した物件に不具合や欠陥)があった場合の修繕費用などを保証する保険の費用
建築確認にかかる費用
▶長期優良住宅
長期優良住宅の申請・審査にかかる費用
▶登記にかかる登録免許税
建物の所有権を登記するためにかかる費用
「建物表題登記」… 住宅新築時に必要となる登記
「所有権保存登記」… 住宅取引時に必要となる登記
▶印紙代
建設工事請負契約書に貼る印紙代の費用
▶水道加入金
水道施設の設備費を一部負担する目的で徴収される費用
▶地鎮祭
建物の建築を開始する前に行う儀式にかかる費用
初穂料、祭場設営費、お供え物購入費
▶瑕疵保険費用
瑕疵(購入した物件に不具合や欠陥)があった場合の修繕費用などを保証する保険の費用
住宅ローンにかかる諸費用
▶ローン利息
土地や建物の購入を現金支払いではなく住宅ローンに組み込む場合の利息
▶保証料
保証会社に支払う費用
▶登記費用
抵当権設定登記に必要な費用
※抵当権設定とは
住宅ローンを金融機関から借入をした際に、建物と土地に担保権を設定することです。
債権者(金融機関)は、債務者(お客様)が住宅ローンの返済が滞り、返済が困難であると判断すると、所定の手続きのうえ、建物と土地を競売にかけることができます。
▶火災保険料
火災保険に加入するための費用
▶地震保険料
地震保険に加入するための費用
土地や建物の購入を現金支払いではなく住宅ローンに組み込む場合の利息
▶保証料
保証会社に支払う費用
▶登記費用
抵当権設定登記に必要な費用
※抵当権設定とは
住宅ローンを金融機関から借入をした際に、建物と土地に担保権を設定することです。
債権者(金融機関)は、債務者(お客様)が住宅ローンの返済が滞り、返済が困難であると判断すると、所定の手続きのうえ、建物と土地を競売にかけることができます。
▶火災保険料
火災保険に加入するための費用
▶地震保険料
地震保険に加入するための費用
住宅価格は購入金額だけで決めない!
冒頭でもご説明した通り、住宅購入において重要なのはランニングコスト(月々の支払い)です。イニシャルコスト(初期費用)だけで判断して住宅購入をしてはいけません。
一見同じようなデザインの家の場合、当然、購入費用が安い方に目がいってしまいますね。
しかし、その安さの裏をしっかり把握する必要があります。「材料費を下げて安価な住宅にしていないか?」など、性能面に関してしっかり情報を得ましょう。
・どんな断熱材を使用しているのか?
・どんな窓を使用しているのか?
・どんな外壁材を使用しているのか?
それによって断熱性能・気密性能に大きく関わってきます。断熱性能・気密性能が低い住宅では、その後のメンテナンス費用や光熱費の方にお金がかかってしまいます。その金額をローン完済期まで支払い続けたら、どれくらいの額になるでしょう。
また、長期優良住宅のお墨付きをいただくことで国からの補助金も得られます。
ある程度、初期費用を投資することによって、その後の支払いを軽減できるメリットがあるのです。
>>高断熱とは
>>高気密とは
一見同じようなデザインの家の場合、当然、購入費用が安い方に目がいってしまいますね。
しかし、その安さの裏をしっかり把握する必要があります。「材料費を下げて安価な住宅にしていないか?」など、性能面に関してしっかり情報を得ましょう。
・どんな断熱材を使用しているのか?
・どんな窓を使用しているのか?
・どんな外壁材を使用しているのか?
それによって断熱性能・気密性能に大きく関わってきます。断熱性能・気密性能が低い住宅では、その後のメンテナンス費用や光熱費の方にお金がかかってしまいます。その金額をローン完済期まで支払い続けたら、どれくらいの額になるでしょう。
また、長期優良住宅のお墨付きをいただくことで国からの補助金も得られます。
ある程度、初期費用を投資することによって、その後の支払いを軽減できるメリットがあるのです。
>>高断熱とは
>>高気密とは
住宅ローン”無理のない返済額”をシミュレーションしよう
「マイホーム購入=お金がかかる」といった漠然としたイメージを持たれている方も多いと思います。
勿論、簡単に購入できるモノではありませんね。人生の三大支出は「子どもの教育費」「老後の生活費」「居住費」と言われています。この中で、ある程度融通が利く(自分たちで金額を調整できる)のは「居住費」になります。
家づくりにおいて大切なことは、「居住費」における”無理のない返済額”をしっかり把握することです。そのうえで住宅購入費用にいくら費やすことができるのか、を考えるといいでしょう。
>>かんたんローンシミュレーション
勿論、簡単に購入できるモノではありませんね。人生の三大支出は「子どもの教育費」「老後の生活費」「居住費」と言われています。この中で、ある程度融通が利く(自分たちで金額を調整できる)のは「居住費」になります。
家づくりにおいて大切なことは、「居住費」における”無理のない返済額”をしっかり把握することです。そのうえで住宅購入費用にいくら費やすことができるのか、を考えるといいでしょう。
>>かんたんローンシミュレーション