変動金利の特徴
①借入期間中に適用される金利が変動する。
②一般的には、半年に一度金利の見直しがあり、5年ごと返済額の見直しが可能。
例:借入3年後に金利の変動があっても返済額は5年間変わらない。
③固定金利に比べて金利が低い傾向がある。
低金利の銀行に切り替えながら、少しでも返済額を抑えたい方が選ばれる傾向にあります。
万一の備え「団体信用生命保険」とは
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンをご利用のお客様が保険期間中(返済期間中)に死亡または高度障害になられ、ローンの支払いが難しい状況に陥った場合に保険会社から金融機関に残りのローンの返済が行われる保険です。通常の団体信用生命保険(一般団信)では、死亡または高度障害状態のみを保障対象としています。それ以外の病気やケガによる保障を受けるためには特約を付けるのが一般的です。
万一の場合でも、ご家族に返済のご負担がかかりません。この団体信用生命保険は、賃貸では得ることができない住宅購入者にとっての御守りになります。
山梨県の金融機関の住宅ローン商品について
山梨県で住宅ローンをお借入れできる銀行や金融機関をピックアップ!
それぞれの金利情報や特徴を解説します。(全期間固定金利型は除く)
下記の金利状況は、2024年5月時点の情報になります。また、あくまで金利優遇を考慮していない状態の基準金利(店頭価格)をベースにしています。金融機関によって住宅ローンの金利はここから下げることができます。金融機関によって異なりますが、店頭価格から平均して2%ほど下がることが多いです。適用金利は審査により決定するため、あくまでも目安として参考にしてください。
山梨中央銀行
山梨中央銀行は、甲府市丸の内に本店がある地方銀行です。
商品は、変動金利と固定金利(期間3年・5年・10年)があります。
変動金利が、2.475%/年(引下げ後の金利プラン0.625%~2.475%)、固定金利(10年の場合)は、4.300%/年(引下げ後の金利プラン1.550%)になります。
また、団信の保障が充実しています。通常の「一般団信」に加え、「がん保障特約」・「リビング・ニーズ特約*」がセットにされています。また、これによる金利上乗せはありません。さらに、8大疾病保証付団信が住宅ローン金利+0.1%で利用可能です。
さらに、時間帯や曜日を気にせず相談ができる窓口「ライフスクエア」があります。ライフスクエアは個人のお客さま向けのローンや金融商品を取り扱う窓口です。平日15時以降、土曜日・日曜日も各種ローンや資産運用のご相談、お申込みが可能です。平日はお仕事の都合で窓口に行けない方にとっては便利ですね。
(リビング・ニーズ特約*)被保険者の余命が6か月以内と医師により判断されたとき、死亡保険金の全部または一部を特定状態保険金として受け取ることができる特約です。
>>参考元:山梨中央銀行住宅ローン
甲府信用金庫
甲府信用金庫は、甲府市丸の内に本店がある金融機関です。
商品は、変動金利と固定金利(期間3年・5年・10年)があります。
変動金利が、 2.775%/年(最大1.60%引下げで適用金利1.175%)、固定金利(10年の場合) は、4.500%/年(最大2.40%引下げで適用金利2.100%)になります。給与振込ありの場合はさらに-0.25%が加味されます。
また、当金庫と職域サポート契約のある事業所にお勤めのお客様は、さらに金利優遇されます。該当事業所にお勤めの方にとってはお得なプランですね。さらに、時間帯や曜日を気にせず相談ができる窓口「ローンコミュニティ」があります。平日15時以降、土曜日・日曜日も各種ローンや資産運用のご相談、お申込みが可能です。平日はお仕事の都合で窓口に行けない方にとっては便利ですね。
>>参考元:甲府しんきん住宅ローン
山梨県民信用組合
山梨県民信用組合は、甲府市相生に本店がある金融機関です。
商品は、変動金利と固定金利(期間3年・5年・10年)があります。
変動金利が、2.475%/年(最大1.850%引下げで融資金利0.625%)、固定金利(10年の場合)は、4.300%/年(最大2.450%引下げで融資金利1.850%)になります。さらに、固定金利は固定期間終了後も優遇条件を満たすことで、継続時の店頭表示金利よりさらに引き下げられます。
エコ住宅の要件を満たした場合、3年・5年・10年の固定期間終了後も継続時の店頭表示金利から1.850%引き下げられるプランもあります。将来の金利上昇に備えた安心なプランですね。
>>参考元:けんみん信組住宅ローン
全国労働金庫協会
関東を拠点とする中央労働金庫は、協同組織の金融機関です。
商品は、自分にあった4つの金利タイプから選ぶことができます。
変動金利型、固定金利特約型(3年・5年・10年・20年)、上限金利特約型(LooF10)、全期間固定金利型があります。
例えば、「団体会員」で変動金利の場合、店頭金利2.475%(引下げ後の適用金利0.625%)になります。*手数料定額型(保証料一括前払い方式)の場合
また、団信の保障が充実しています。通常の「一般団信」に加え、団体信用生命共済のプランが充実しています。例えば、連帯債務で住宅ローンを借りる場合に、二人で加入することができる「夫婦連生団信」が住宅ローン金利+0.1%でつけられます。
>>参考元:中央ろうきん住宅ローン
イオン銀行
地方銀行とネット銀行を併せ持つ銀行です。店頭受付もWEB受付も可能です。
商品は、変動金利と固定金利(10年)があります。
変動金利に2つのプランがあります。物件価格の80%以内でお借入れの場合は、店頭金利2.47%/年(最大2.09%引き下げで適用金利0.38%~/年)、物件価格の80%超えでお借入れの場合は、店頭金利2.47%/年(最大2.04%引き下げで適用金利0.43%~/年)になります。固定金利は、店頭金利4.13%/年(最大1.60%引き下げで適用金利1.41%~/年)になります。
また、店舗でもコールセンターでも365日専門スタッフがサポートしてくれます。店舗もコールセンターも土曜・日曜・祝日を含めて毎日対応しているため、お買い物の際やお休みの日でも安心して利用できますね。
>>参考元:イオン銀行住宅ローン
返済額のシミュレーション例をご紹介
銀行から住宅ローンを借入れしてマイホームを購入した場合、月々の返済額はいくらになるでしょうか?「今住んでいるアパートやマンションの賃貸料となるべく差がない金額で支払いをしたい」なんてお考えの方もいることでしょう。
そこで、いくつか返済のシミュレーション例をご紹介します。
金利0.5%の違い!
借入額3500万円、返済期間35年、ボーナス返済ナシとすると、
金利が1%の場合:月々の支払い額が98,799円、総返済額が41,495,820円です。
金利が1.5%の場合:月々の返済額が107,164円、借入総額は45,008,901円になります。
金利が0.5%上がるだけで、返済総額が3,513,081円も多くなります。350万円というと太陽光と蓄電池の購入費用に充てられるほどの額ですね。また、月々の返済額にも8,365円という差が出てきます。
繰越返済のメリット
借入額3500万円、返済期間35年、金利1%とすると、総返済額が41,495,820円です。
借入れ後の10年目と20年目に240万円ずつ繰上返済(期間短縮型)をした場合、総返済額が40,580,919円になります。
繰上返済を行うことで総返済額が914,901円も安くなります。返済期間が4年9ヶ月短くなり、その分の利息も支払う必要がなくなるためです。
繰越返済をするために、1ヶ月に2万円ずつ貯蓄に回す!と考えるとそこまでハードルは高くないかもしれませんね。
住宅ローンのご相談なら”ウッドアート”へ
ウッドアートでは、マイホーム購入の適正予算やマイホーム購入のタイミングなど、お客様一人ひとりに応じた返済シミュレーションをご提案いたします。ライフプランシミュレーションを把握し安心した状態で家づくりを一緒に始めましょう!
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